うつ病で物忘れが激しくなることも?

うつになることで、記憶力が低下してしまうのは、記憶に関するホルモンの分泌量が低下してしまったり、脳の細胞を破壊してしまうホルモンの過剰分泌が引き起こされてしまうからです。

 

短期間であればそれほど大きな影響にはなりませんが、これが長期にわたり、うつの症状が続いてしまうと、仕事をうまく行うことができないほどの症状となってしまい、簡単には治ることが無くなってしまうのです。

 

記憶力には短期記憶と長期記憶があります。短期記憶は一時的に脳に情報を保管する記憶であり、これは電話番号を一時的に覚えたり、資料や報告書などを作成するときデータを入力するために使用されます。長期記憶においては、人物の顔と名前を一致させたり、業務に関する深い知識などを覚えるために使用されます。

 

どちらの記憶も仕事を行う際に必要ですが、物忘れにおいては短期記憶が大きく関係しています。

 

短期記憶が低下してしまうと、物忘れが激しくなり、与えられた業務に対し、何を行えばよいのか、ということをわすれてしまうのです。初期の段階の物忘れでは、それほど大きな支障はできませんが、うつ病が続いてしまい、物忘れが激しくなってしまうと、仕事を行うことが難しいほどの症状となるのです。

 

短期記憶を司るのは海馬です。海馬は短期記憶と長期記憶の両方に使用されます。長期記憶の情報を引き出すときにも海馬を使用するのです。

 

ストレスを感じ取ると、ストレスに対して体を回復させるために、コルチゾルと呼ばれるホルモンが分泌されます。コルチゾル自体は体に必要なホルモンですが、過剰に分泌されると海馬の脳細胞を破壊してしまうのです。

 

うつ病による記憶力の低下の治療には、ストレス対策が必要となります。治るためにコルチゾルの分泌を抑える必要があり、うつの治療ではセロトニンの量を増やすようにします。セロトニンは幸福を感じるために必要なホルモンであり、これが分泌されるとストレスによるコルチゾルの過剰分泌の治療となるのです。

 

それほど長くうつになっていないのならば、記憶力が治ることは簡単ですが、長期の場合には、根気強くストレス対策を行っていくことが必要なのです。

 

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